2020年の世界は、新型感染症の拡大に脅かされています。日本国憲法の謳うように、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有する」とすれば、いま何が必要か。何をすべきか。日々、新たな平和研究とその実践をめざす皆様の集う大事な場として、ご一緒に学会を動かしていきましょう。
多様なバックグラウンドを持つ会員が、安心して平和について語りあうことのできる場としての学会活動をバックアップすることが、事務局の役割と考えています。新規会員も募集中です!本ホームページ「本学会について」→「入会案内」をご覧ください。
家族の平和が経済的な安定無しにはありえないように、平和学会の健全な発展も、健全な財務状況がなければ実現しません。財務委員会は、できる限り会員一人一人が捻出してくださった会費の浪費を防ぎつつ、必要かつ適格なところには支出することで、会員の皆さんが満足できるような財務管理を行って参ります。
人が平和や権利・自由を追求する取り組みすらも批判にさらされている世界の現状に、平和学会はどう向き合っていけばいいのか。困難な状況におかれている人びととつながり、厳しい現実を見据えながらも、希望の光を見いだせる企画を考えたいです。
研究大会・研究集会での企画について、「このような企画があったらおもしろい!」というのがありましたら、委員会のなかで参考にさせていただきますので、お気軽に声をかけてください。
会員の研究発表機会を増やし、平和学会の発信力を高めることを目的として、学会誌『平和研究』は、2021年度からオンライン・ジャーナルとして刊行を始める予定です。日本語だけでなく、英語での投稿も可能となり、査読を経て掲載決定となった論文は順次、早期に公開される予定です。詳細は2020年6月以降、学会ホームページ等でお知らせします。ご注目ください。
ウェブサイト、メルマガ、事務局通信、研究大会・研究集会記録、のそれぞれの担当メンバーとともに、学会内外での情報共有と交流促進を進めてまいります。皆さんからの情報やアイデアのご提供を歓迎します!また、「顔が見える」広報委員会を目指します。
第24期国際交流委員会は、東アジア平和学対話の実現にむけて"peace"を動詞としたいです。昨今の東アジア情勢は楽観視できるものではありません。しかし、本学会の越境交流の場であるとともに、すでにグローバル化した各会員の英知に根ざす動態として、日中平和学対話の枠組み、裾野を広げていきます。いっしょに東アジアを平和しましょう。
平和教育プロジェクト委員会は、平和の問題について語り交わす場の提供しています。アニメやプリントなど授業で使える素材もHPで公開しています。学会以外でもワークショップをやりたい方は連絡をください。
日本平和学会は、「3.11」を忘れません。発災からあっという間に流れた歳月の間も、地震や噴火や水害やウイルスなど、悲しむべき災害はありました。それでも、そこに埋もれさせないように、被災者の目線で日本の平和学を構築していきたいと思います。見守っていただければ幸いです。
新型コロナウィルスによる感染症の問題が深刻化していますが、これは近代化/グローバル化の限界の兆候であると同時に、人々のライフスタイルの根源的な見直しへのシグナルとも捉えられます。本プロジェクトは、ヒト以外の存在とヒトとの共生による平和とはどのようなものになりうるのか、多面的に考え、変革していくためのプラットフォームとして活動して参ります。
2020年5月30~31日に、東京都杉並区の高千穂大学にて春季研究集会を開催予定です。新型コロナウイルスをめぐる動向を注視しつつ、大会の開催と成功にむけて努力してまいります。
2020年11月7~8日に、横浜市立大学で秋季研究集会を開催します。待ったなしの温暖化、拡大する格差、終わらぬ紛争、新型コロナウイルスの拡大など、地球規模課題はいまや人類生存の危機となっています。どのようにしてこれらを乗り越えられるのか? 「地球規模課題におけるグローバル・ガヴァナンスの有効性とオルタナティブ」などの企画を通じて、その答えを探ります。コロナの影響が心配ですが、ぜひ横浜までお越しください!
日本平和学会には20の分科会が活動しておりまして、