日本平和学会 ガンディー没後70年記念シンポジウム
戦争と平和、そして憲法について考える
2018年は、非暴力でインド独立運動を導いたマハートマ・ガンディーの没後70年の年に当たります。日本においては、国民主権、基本的人権の尊重とともに平和主義を掲げた憲法の改変問題が、いよいよ現実的な課題として私たちの目の前に迫ってまいりました。こうしたなかで、日本平和学会は、2017年度より「社会構想としての憲法」をテーマとするキャラバンを全国に巡回させ、この度、下記の要領にて戦争と平和、そして憲法について考えるシンポジウムを香川大学にて開催いたします。
第1部では、まず、ガンディーの思想や実践を振り返りつつ、現在の日本の憲法問題についての問題提起をおこないます。つぎに、ベトナム戦争やイラク戦争などに従軍した元アメリカ軍兵士の報告により、戦争がいかに悲惨で欺瞞に満ちたものであるかをお示しします。
第2部は、憲法食堂です。ここでは、第1部の3つの報告を踏まえて、参加者全員が、グループに分かれて憲法について自由に意見交換をおこないます。その際、おにぎりとみそ汁を用意いたします。
当学会会員はもちろんのこと、学生や市民の皆様にも広く開かれています。どうぞお気軽にご参加ください。皆様のご来訪を心よりお待ち申し上げております。
日本平和学会 第23期会長 黒田俊郎
記
場所 香川大学幸町キャンパス 北3号館(3階) 331講義室 332講義室
(760-8521 高松市幸町1番1号)
日時 2018年10月20日(土) 13:00~17:00
プログラム(概要)
第1部 13:00~15:10
第1報告 石井一也(香川大学) 「ガンディーと憲法」
第2報告 ヴェテランズ・フォー・ピース(平和を求める元軍人の会)の報告①
第3報告 ヴェテランズ・フォー・ピース(平和を求める元軍人の会)の報告②
第2部 15:20~17:00
憲法食堂(グループ討論、全体討論):軽食付
参加費:無料(ただし、当学会会員以外の方から、資料代として500円を頂戴いたします)
お願い:当日は、他の学会も同じ建物で行われており、混雑しますが、お間違えのないようにお願いします。なお、お車でのご来場は、お控えください。
主催:日本平和学会「社会構想としての憲法」全国キャラバン実行委員会および中国・四国地区研究会
お問い合わせ先:香川大学法学部 石井研究室(電話:087-832-1742 メール:ishii@jl.kagawa-u.ac.jp)
会場は、幸町キャンパス北3号館(3階)です。正門、または北門からお入りください。