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平和を考えるための100冊+α

法律文化社

コラム

所蔵大学図書館 〔CiNiiでの検索です〕

目   次

まえがき

I 暴力の根源を考える

1 『構造的暴力と平和』ヨハン・ガルトゥング 002

2 「暴力について」ハンナ・アーレント 006

3 『近代とホロコースト』ジークムント・バウマン 010

4 『新訂版 戦略爆撃の思想』前田哲男 014

 

II 経験としての植民地と戦争

5 『シベリア出兵の史的研究』細谷千博 016

6 『レイテ戦記』大岡昇平 020

7 『共同研究 日本軍慰安婦』吉見義明,林博史編 024

8 『ヒロシマ・ノート』大江健三郎 028

9 『朝鮮人BC 級戦犯の記録』内海愛子 032

10 『望郷と海』石原吉郎 034

11 『女たちのアジア』松井やより 036

12 『戦争責任』家永三郎 038

Column I 世界戦争は、なぜ二度起きたのか

─戦間期の教訓に学ぶ 040

Column II 現代戦争の理論

─これまでの戦争、これからの戦争 046

 

Ⅲ グローバル化と構造的暴力

13 『インディアスの破壊についての簡潔な報告』

   ラス・カサス 052

14 『辺境から眺める』テッサ・モーリス=鈴木 054

15 『バナナと日本人』鶴見良行 056

16 『地に呪われたる者』フランツ・ファノン 060

17 『ラテンアメリカにおける従属と発展』

  フェルナンド・エンリケ・カルドーゾ,

  エンソ・ファレット 064

18 『なぜ世界の半分が飢えるのか』

   スーザン・ジョージ 066

Column III『1984 年』

─グローバルな全体主義と暴力 070

 

Ⅳ 内戦と地域紛争の現実

19 『未開の戦争,現代の戦争』栗本英世 072

20 『現代アフリカの紛争と国家』武内進一 074

21 『ナショナリズムと宗教』中島岳志 076

22 『アチェの声』佐伯奈津子 078

23 『知ってほしいアフガニスタン』

  レシャード・カレッド 080

24 『ヨーロッパ新右翼』山口定,高橋進編 082

25 『宗教の復讐』ジル・ケペル 084

26 『テロリズム』チャールズ・タウンゼンド 086

27 『紛争と難民 緒方貞子の回想』緒方貞子 090

28 『「水」戦争の世紀』モード・バーロウ,

  トニー・クラーク 092

Column IV 冷戦後のアメリカの「戦争」 094

 

Ⅴ 情報メディアと文化的暴力

29 『敵の顔』サム・キーン 098

30 『オリエンタリズム』エドワード・W. サイード 100

31 『ドキュメント 戦争広告代理店』高木徹 10

 

Ⅵ 日米安保と沖縄

32 『安保条約の成立』豊下楢彦 106

33 『沖縄「自立」への道を求めて』宮里政玄ほか編 110

34 『沖縄歴史物語』伊波普猷 114

35 『帝国アメリカと日本』チャルマーズ・ジョンソン 116

 

Ⅶ 日本国憲法と平和主義

36 『戦争放棄と平和的生存権』深瀬忠一 118

37 『要石:沖縄と憲法9 条』C. ダグラス・ラミス 122

38 『戦後日本の思想』久野収ほか 124

39 『世直しの倫理と論理』小田実 128

40 『永遠の不服従のために』辺見庸 132

Column V 日本平和学会の40 年─ 一創立会員の回想 134

Column VI 世界の平和学 138

 

Ⅷ 格闘としての平和思想

41 『平和の政治思想史』千葉眞編 140

42 『永遠平和のために』カント 142

43 『人権について』ジョン・ロールズほか 146

44 『正しい戦争と不正な戦争』マイケル・ウォルツァー 150

45 『スタンレー・ホフマン国際政治論集』

      スタンレー・ホフマン 154

46 『国際政治』モーゲンソー 158

 

Ⅸ 世界秩序と平和構築

47 『国際社会論』へドリー・ブル 162

48 『国際安全保障論』吉川元 166

49 『人道的介入』最上敏樹 170

50 『地域から平和をきずく』池尾靖志ほか 174

Column VII「平和のリアリズム」再考 178

 

Ⅹ 国際協力の新しい在り方

51 『なぜ遠くの貧しい人への義務があるのか』

      トマス・ポッゲ 182

52 『第三世界の農村開発』ロバート・チェンバース 186

53 『市民・政府・NGO』ジョン・フリードマン 188

Column VIII 国際NGO の可能性と困難 192

 

Ⅺ 核軍縮とその可能性

54 『新版 軍縮の政治学』坂本義和 196

55 『核軍縮と世界平和』黒澤満 200

56 『非核兵器地帯』梅林宏道 202

 

Ⅻ 近代テクノロジーと平和

57 『新装版 苦海浄土』石牟礼道子 204

58 『〈新訂増補版〉封印されたヒロシマ・ナガサキ』高橋博子 208

59 『新版 原子力の社会史』吉岡斉 212

60 『危険社会』ウルリヒ・ベック 216

Column IX「3 . 11」を考える 220

 

XIII 新しい世界/文明のために

61 『[新訳]大転換』カール・ポラニー 226

62 『真の独立への道』M. K. ガーンディー 230

63 『アース・デモクラシー』ヴァンダナ・シヴァ 232

64 『グローバル時代のシティズンシップ』

      ジェラード・デランティ 236

65 『地中海』フェルナン・ブローデル 240

66 『聖杯と剣』リーアン・アイスラー 244

67 『東北アジア共同の家』和田春樹 248

 

XIV 日常からの平和構築

68 『市民の反抗』H. D. ソロー 252

69 『エネルギーと公正』イヴァン・イリッチ 256

70 『在日外国人 第三版』田中宏 260

71 『シティズンシップ教育論』バーナード・クリック 262

72 『被抑圧者の演劇』アウグスト・ボアール 264

73 『解放の美学』富山妙子 266

74 『オルレアンのうわさ』エドガール・モラン 268

75 『ケアの社会学』上野千鶴子 270

Column X「平和学」を学ぶために 274

あとがき