日本平和学会2016年度春季研究大会 報告レジュメ
2016年6月25日
公共性と平和分科会分科会報告
坂本義和と永井陽之助 ―戦後日本の国際政治学における「現実主義」の一側面(仮)
関西学院大学
法学研究科
弘田 忠史
1. はじめに
1.1 戦後外交論壇の「理想主義」と「現実主義」論争における坂本義和と永井陽之助
2. 政治学者としての原点
2.1. 冷戦の進展と多極化のなかで
2.2. 坂本義和
2.3. 永井陽之助
3. 「中立」という「現実主義」―坂本義和
3.1. 「中立日本の防衛構想」:中立論と国連警察軍という選択
4. 国際秩序という「平和」―永井陽之助
4.1. 『平和の代償』:安全と独立という二律背反のなかでの「拘束と選択」
5. 「権力政治」を見据えて
5.1. 共通性と相違