平和研究33号 : 【国際機構と平和】(2008年11月刊)

●巻頭言
吉村祥子・勝間靖「国際機構と平和」

●論文
最上敏樹「国際機構と平和」

黒澤満「軍縮における国際機構の役割」

藤原広人「紛争後社会の「法の支配」確立における国際刑事法廷の役割と限界:ICTYとボスニア国内戦犯法廷との連携を中心に」

大芝亮「開発に関わる国際機構と平和」

阿部浩己「愚かしき暴力と、国際人権の物語」

馬橋憲男「NGOの国連参加:消えた世界会議とその後」

杉浦功一「国連平和活動における民主化支援の考察:デモクラティック・ピースの構築へ向けて」

林公則「平時の軍事環境問題からの安全保障の問い直し」

●国際学会動向
山根和代「国際平和研究学会大会に参加して」

●書評
石田淳「国内類推からの離陸」
(吉川元『国際安全保障論:戦争と平和、そして人間の安全保障の軌跡』;篠田英朗『国際社会の秩序』)

藤重博美「国際政治の中の国連事務総長: その限界と「自立」への挑戦」
(Simon Chesterman, Secretary or General?: The UN Secretary-General in World Politics

山根達郎「現地社会が担う平和構築に向けた開発援助のために」
(大平剛『国連開発援助の変容と国際政治:UNDPの40年』)

臼井久和「国際機構の時代:グローバル・ガバナンスの模索」
(功刀達朗・内田孟男編著『国連と地球市民社会の新しい地平』)

毛利聡子「内省する日本のNGO」
(藤岡美恵子・越田清和・中野憲志編著『国家・社会変革・NGO:政治への視線―NGO運動はどこへ向かうべきか―』)

○日本平和学会の研究会活動/日本平和学会事務局