平和研究22号 : 【地球市民社会の安全保障】(1997年11月刊)

●巻頭言
藤原修・澤田眞治「地球市民社会の安全保障―冷戦後平和秩序の条件」

●特集【地球市民社会の安全保障―冷戦後平和秩序の条件】
寺島俊穂「非暴力防衛の思想」

黒沢満「国際平和秩序と核兵器廃絶」

林博史「イギリスの対日戦犯裁判」

石田淳「国内政治体制と国際紛争―デモクラティック・ピース論再考―」

土佐弘之「知的植民地主義としてのデモクラティック・ピース論―『馴到、同化の論理』から『異化、共生の論理』へ―」

須藤季夫「東南アジアの安全保障と民主化―冷戦後平和秩序の模索―」

高柳彰夫「開発援助の『新しい政策アジェンダ』とNGO」

宮脇昇「人権をめぐる冷戦後の国際政治―CSCE/OSCEプロセスにおける人権NGO」

市川ひろみ「東ドイツにおける兵役拒否―その原理と社会的展開―」

宮坂直史「パワー・ポリティクスとしての人道的介入―その基本的問題と可能性―」

●学会動向
児玉克哉「国際平和研究学会の現状と展望」

●書評
木宮正史「冷戦構造によって制約された韓国の脱植民地化ナショナリズム」(李鐘元著『東アジア冷戦と韓米日関係』)

○日本平和学会の研究会活動/日本平和学会事務局