●巻頭言
進藤栄一「平和研究と政策科学」
●特集
鈴木佑司「東南アジアの軍事化―インドネシアの場合」
松下洋「ラテン・アメリカの軍事化―戦後期におけるその展開過程」
木村修三「第三世界の軍事化―中東の場合」
北沢洋子「第三世界の軍事化―アフリカの場合」
山本武彦「肥大化するフランスの軍産複合体―武器輸出と兵器産業の実態分析を中心として」
大津定美「ソ連経済と平和」
奥村茂次「アメリカ経済と平和―レーガン軍拡政策の矛盾」
斎藤恵彦「人権と人々の大量流出―新国際人道秩序の樹立を目ざして」
水口修成「フランスの難民の受入れと人権問題」
福田菊「国際連合とNGO」
栗原彬「民衆にとっての平和―民衆宗教大本の平和思想を緒口に」
根本博愛「思想としての平和―吉田満の提起した問題」
田中直樹「日本の軍事化阻止の道―日本の選択肢と拘束条件のなかで」
●書評
中村研一(毎日新聞社軍縮取材班『軍縮―平和とは何か』、岩波書店編集部『核兵器と人間の鎖―反核・世界のうねり』他)
里深文彦(ジョナサン・シェル著、斎田一路・西俣総平訳『地球の運命』)
橋本説子(創価学会婦人平和委員会編『平和への願いをこめて』、創価学会青年部反戦出版委員会編『戦争を知らない世代へⅡ』)
●資料
グレン・フック「Peace Research Bibliography(2)」
○日本平和学会の研究会活動/日本平和学会事務局