平和研究24号 : 【いま日本の『国際貢献』を問う】(1999年11月刊)

●特集論文
梅林宏道「核軍縮の現状と日本の役割」

池上雅子「冷戦後の軍事技術開発と日本―世界の軍縮・軍備管理で問われる日本の役割」

大隈宏「トップ・ドナーからリーディング・ドナーへの軌跡―ODAと日本の国際貢献」

佐藤誠「日本のアフリカ外交と平和貢献の展望」

増島建「民主化と援助―政治的コンディショナリティーをめぐるフランスの事例からの教訓」

横山正樹「国際貢献のあり方とODAの実像―開発パラダイムから平和パラダイムへ」

栗田英幸「フィリピン鉱産業に見るグローバリズムとその下で進行する民主化政策の変質」

勝間靖「メキシコにおける子どもの性的搾取―『児童の権利条約』批准後の法、政策、実践」

浪岡新太郎「国民国家原理を超える『共生』の試み―フランスにおけるマグレブ系移民新世代に見られる『イスラム教への回帰』を中心に」

小林公司「ドイツ統一と国境画定―ドイツ・ポーランド間における国境画定を中心にして」

西山俊彦「私的所有権の不条理―平和学は体制変革の学であるとの共通認識への一助として」

○日本平和学会の研究会活動/日本平和学会事務局