平和研究17号 : 【自治体の平和外交】(1992年11月刊)

●巻頭言
朴一・藪野祐三「新しい時代に問われる自治体の平和外交」

●特集
大津浩「憲法学からみた自治体外交権論」

西川潤「開発協力における地方自治体の役割」

凌星光「地方自治体の対アジア平和交流」

薮井和夫「被爆都市・広島市による『反核都市連合』世界平和連帯都市市長会議の10年―核兵器廃絶から、環境、人権へ―」

神崎智子「女性の視点で取り組む国際交流」

新原道信「沖縄の自立と内発的発展を考える―地中海島嶼社会との比較で―」

松下圭一・新藤宗幸・高柳先男・薮野祐三(企画・司会)「冷戦後世界の平和の課題と自治体の役割」[座談会]

●自由論稿
池上雅子「ポスト冷戦期の軍産関係の変容―スウェーデン、日本の場合―」

●学会動向
児玉克哉「アジア・太平洋平和研究学会に出席して」

日本平和学会関東部会春季シンポジウム報告

●書評
高龍秀(平川均著『NIES―世界システムと開発』)

高橋哲郎(小川雄平編著『アジア共生の時代―開発と環境の調和を求めて』)

田巻松雄(朴一著『韓国NIES化の苦悩―開発と民主化のジレンマ』)

G.C.ムアンギ・北川勝彦(勝俣誠著『現代アフリカ入門』)

布留川正博(本多健吉著『貧しい国、豊かな国』)

朴一(徐龍達編『定住外国人の地方参政権』)

冨山一郎(彦坂諦著『男性神話』)

武者小路公秀(Toshio Iritani, Group Psychology of the Japanese in Wartime)

○日本平和学会の研究会活動/日本平和学会事務局