平和研究41号 : 【戦争と平和の法的構想】(2013年10月刊)

世界秩序の構築のために――国際社会において法的思考が果たしうる役割は何か。国際法学の実践的・理論的 意義をあえて問う。

目次など

巻頭言 国際法学における「ubi societas, ibi ius」(「社会あるところに法あり」)の意味・・・西平等

● 依頼論文
1 戦場なき戦争法の時代・・・阿部浩己
2 国連「法の支配」プログラム
   ある知のあり方・・・窪 誠
3 自決権による国家形成が残した内政上の課題・・・伊藤一頼
4 国際刑事裁判をめぐる「国際正義」と「現地(の)正義」・・・二村まどか
5 テロリズムと国際人道法の関係に関する一考察・・・熊谷卓
6 立作太郎の平和構想
   「満洲国」承認問題と宗主権適用論・・・川副令

● 投稿論文
7 古典的正戦論の世界観
   近代的構成に対峙するその抑制の構成・・・福島涼史

●書評
「危機」の起源としての自由主義・・・和田賢治
   (清水耕介『寛容と暴力――国際関係における自由主義』ナカニシヤ出版 2013年)

SUMMARY

編集後記・・・桐山孝信

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