11月8日(土)
9:00-11:30
<自由論題部会>
○自由論題部会1(単独報告)
報告: 林 愛美(大阪大学大学院)
「儀礼的暴力に対する女性たちの新たな抵抗─ケニアのマサイ社会における女性性器切除実践に関する調査から」
討論: 近江 美保(長崎大学)
報告: 大野 光明(大阪大学)
「軍事化に抗するということ
─京都府京丹後市での米軍基地建設問題をめぐって」
討論: 木戸 衛一(大阪大学)
報告: 富樫 耕介(日本学術振興会(東京大学)
「制約下における外部主体の紛争への関与:チェチェン紛争とナゴルノ・カラバフ紛争におけるOSCEの役割に注目して」
討論: 玉井 雅隆(立命館大学)
司会: 毛利 聡子(明星大学)
○自由論題部会2(パッケージ企画)
「21世紀の平和教育のペダゴギーを展望する
─『グローバルな世界の読み書き』を中心としたワークショップ」
報告: 芝崎 厚士(駒澤大学)
「平和教育の実践としてのグローバルな世界の読み書き─駒澤大学・青山女子短期大学・東京大学での実践を中心に」
討論: 柳原 伸洋(東海大学)
討論: 初瀬 龍平(京都女子大学)
司会・討論: 前田 幸男(大阪経済法科大学)
<分科会 12:20-14:20>
<総 会 14:30-15:20>
<部会1(開催校企画)15:30-18:00>
「戦争とファシズムの時代状況を問う」
パネリスト:石原 昌家(元沖縄国際大学)
石川 捷治(久留米大学)
15:30 - 18:00
<平和教育プロジェクト委員会公開ワークショップ>
<懇親会 18:30-20:30>
11月9日(日)9:00-12:00
<部会2(開催校と
「3.11」プロジェクト委員会との共催企画>
「フクシマの意味と日本の選択」
報告 白鳥 努(弁護士)「川内原発差止訴訟(本訴と仮処分)の意義・目的」
討論 戸田 清(長崎大学)
蓮井 誠一郎(茨城大学)
司会 藍原 寛子(Japan Perspective News)
午後:エクスカーション 12:30─
A. 川内原発コース
(12:30大学発─17:30鹿児島空港─18:30JR中央駅)
※参加費:3000円(弁当代を含む)。杉原 洋氏(反原発ネットかごしま)の案内・解説で川内原発ゲート前まで行き、その後に川内市文化ホール3階会議室で鳥原 良子氏(川内原発建設反対連絡協議会会長)ら現地の人々との意見交換会を行うことを予定しています。
B. 知覧平和記念館コース
(12:30─16:30鹿児島空港─17:00JR中央駅)
※参加費:2000円(弁当代を含む)。『華のときは悲しみのとき―知覧特攻おばさん鳥浜トメ物語』の著者である作家・相星雅子氏に知覧特攻隊のことをバスの車内や平和祈念館で解説していただく予定です。
日本平和学会2014年度秋季研究集会分科会開催予定
【11月8日(土)】12:20-14:20
1.「平和学の方法と実践」分科会
テーマ:
「福島原発災害と水俣病問題から考える紛争転換・平和構築の方法」
報告:石原 明子(熊本大学)
「福島原発災害と水俣病問題に紛争変容・平和構築の視点から
関わる──分断、構造的暴力、そして修復的な希望」(仮)
報告:広水 乃生
(熊本大学、およびコミュニティ・ファシリテーション研究所)
「福島原発災害にコミュニティ・ファシリテーションの視点から関わる──対話の会の実践から」(仮)
司会:奥本 京子(大阪女学院大学)
2.「憲法と平和」分科会
テーマ:「憲法平和主義の現段階─
─集団的自衛権行使容認論のインパクト」(仮)
報告:永山 茂樹(東海大学)
「最近の平和主義論について」(仮)
報告:長谷部 貴俊(日本国際ボランティアセンター)
「国際協力活動と集団的自衛権」(仮)
司会:小栗 実(鹿児島大学)
3.「東南アジア」分科会
報告:堀 芳枝(恵泉女学園大学)
「フィリピンBPO産業の成長とジェンダー」
報告:石川 和雅(上智大学大学院生)
「ミャンマーにおける宗教対立」
報告:堀場 明子(上智大学アジア文化研究所)
「タイ深南部紛争の和平プロセス」
討論:調整中
司会:日下部 尚徳(大妻女子大学)
7.「環境・平和」・「グローバルヒバクシャ」分科会共催
【11月6日〜7日】フィールドワーク(水俣市内)
「原発に立ち向かう水俣病当事者と支援者」
企画共催:3.11プロジェクト委員会、協力:相思社
6日午後に新水俣駅集合(予定) 移動手段手配の関係上、定員10名(先着順)とさせて頂きます。6日の相思社での宿泊を含みます。要事前申込。
事前申込:
平井 akira-h[at]tkc.att.ne.jp または
竹峰 takeminese[at]hotmail.comまで。
報告:永野いつ香(熊本学園大学大学院生)
「水俣市茂道の成立と変化および水俣病発生初期における地域変容」(仮)報告に続いて、フィールドワーク参加者によるラウンドテーブル「水俣を学 び福島を考える――そして川内へ」(仮)
司会:鴫原 敦子(仙台高專)
8.「平和教育」・13.「非暴力」分科会共催
テーマ:
「『平和を創る心理学 第2版』(2014年3月、ナカニシヤ出版)
から見る平和・非暴力・紛争解決」
報告:杉田明 宏他、各章著者などと調整中
司会:伊藤 武彦
9.「ジェンダーと平和」分科会
テーマ:「大学でジェンダーを教えるということ」
報告:ロニー・アレキサンダー(神戸大学大学院)
報告:近江 美保(長崎大学)
討論:調整中
司会:秋林こずえ(同志社大学)
11.「発展と人間安全保障」分科会
報告:大平 剛(北九州市立大学)
「第2次安倍政権下におけるODA大綱の改定――国家安全保障戦略のもとでの人間の安全保障」
討論:高橋 良輔(佐賀大学)
司会:原田 太津男(龍谷大学)
12.「難民・強制移動」分科会
報告:佐藤 滋之(早稲田大学大学院/UNHCR )
「自然要因による避難民に対するUNHCRの取組み」
討論:調整中
司会:小泉 康一(大東文化大学)
16.「公共性と平和」分科会
報告:玉井 良尚(立命館大学)
「アメリカの軍事戦略に見る水インフラの破壊と国際人道法」
報告:横田 匡紀(東京理科大学)
「現代国際社会における地球環境ガバナンスの変容」(仮)
討論:濱崎 宏則(長崎大学)
司会:調整中
18「平和運動」分科会
テーマ:「原発問題の複合的構造を問う─
─エネルギー、環境、人権、安全保障の絡まりについて」
報告:鳥原 良子(川内原発建設反対連絡協議会)
「川内原発は再稼働ではなく廃炉を決断するとき」
報告:藤岡 惇(立命館大学)
「“ミサイル防衛”をどう考えるか――京都府経ケ岬での米軍レーダー基地の建設をめぐって」
討論:福田 忠弘(鹿児島県立短期大学)
司会:清水 竹人(桜美林大学)
日本平和学会 2014年度秋季研究集会委員会会議開催予定
すでにご案内の通り、第21期は、従来の企画・編集・広報の各委員会に加え、国際交流委員会(前渉外委員会)、平和教育プロジェクト委員会、「3・11」 プロジェクト委員会、戦後70年プロジェクト委員会、将来構想プロジェクト委員会、学会賞選考委員会といった新委員会を立ち上げました。どの委員会も、学
会全体で継続的に取り組むべき課題を担当します。今回の秋季研究集会では、平和教育プロジェクト委員会主催のワークショップが一般公開となります。学会で 蓄積された成果を継続的に地域社会に還元していく試みです。スタートしたばかりで、どの取り組みもまだ手探りの段階ですが、会員のみなさまにもぜひご理解 いただき、引き続きご助言やお力をいただければ幸いです。
第21期会長 佐々木寛
【11月8日(土)】
国際交流委員会 11:30〜12:20
今回の会合では、最初の議題として、8月にイスタンブールで開催されたIPRAに関する報告を行います。つきましては、本会合にIPRAに参加された会 員の方々にご参加いただき、ご自身の報告、知見、交流についてお伺いできれば大変ありがたいと考えています。また、この時間帯にご都合のつかない方々とは 懇親会の会場でお目にかかれたらと存じます。
編集委員会 11:30〜12:20
分科会責任者連絡会議 15:30〜16:30
将来構想プロジェクト委員会 15:30〜18:00
「3.11」プロジェクト委員会 15:30〜18:00
平和教育プロジェクト委員会主催ワークショップ *広く公開
時間15:30〜18:00
公開でワークショップを行います。
【11月9日(日)】
将来構想プロジェクト委員会
(土曜日に議事が終わる場合には開催しない)
10:00〜12:00
企画委員会 13:30〜15:30
「平和な関係性をつくろう!
〜新しい平和教育のあり方を一緒に模索する〜」
平和教育プロジェクト委員会主催ワークショップ
日時:2014年11月8日(土)15:30〜17:30
(17:30からは、平和教育プロジェクト委員会メンバーとのコミュニケーションを図ります。)
対象:
どなたでも。日本平和学会会員以外にも、鹿児島の市民のみなさま、特に現場の教師・生徒・学生のみなさまを大歓迎いたします。
内容:
学校・教室において、また社会運動の現場においては、わたしたちはいつも平和的な関係性を模索するものの、ともすれば支配的になってしまったり、独善的になってしまったり、あるいは情報の伝達のみに終始してしまったりします。
わたしたちの毎日の営みにおいて、豊かで相互に助け合う関係性が、どのようにしたら可能になるのか、「現場」を意識しながら一緒に考えていきます。
特に用いる手法は、紛争解決や非暴力的なコミュニケーションの分野でよく活用されているメソッドです。
きっと、さまざまな場面に役立つノウハウや、態度養成につながると思います。
形式:
「ワークショップ」とは、参加者どうしが、ファシリテーターと一緒になって対話しながら進める学びの一つの形です。
今回の「平和教育ワークショップ」では、参加者一人ひとりの体験や考えを共有しながら、上記の内容について、一緒に楽しく模索していきます。
開催場所:
鹿児島大学の一教室にて(当日、学会受付にてご確認ください)