2007 : 2007年度春季研究大会(特別企画)

<<新企画>> パネル展(アート常設展示)


<<今季パイロット・プロジェクト>> ポスター・セッション


<<特別企画>> 9日の懇親会にて

朗読劇 『この子たちの夏1945・ヒロシマ ナガサキ』

演劇制作体・地人会(「被爆者の声をうけつぐ プロジェクト50」に参加)



<<新企画>> パネル展(アート常設展示)

 平和学会は、「平和」の伝え方、<アート>の重要性を強調する。写真・パフォーマンス・ワークショップ・音楽など多様なメディアや方法を通じた「平和」の伝達手段を模索する。今期は初の試みとして『DAYS JAPAN』の写真をはじめ、数多くのグループ・個人によるアート展示、紹介を予定しています。


<<今季パイロット・プロジェクト>> ポスター・セッション

 平和学会では、ポスター・セッションの次年度からの本格的導入を検討しています。そこで今季は、報告者と聞き手との相互性の高さが特徴である同セッションのモデルをロニー・アレキサンダー会員(神戸大学)に提示していただきます。開催は、大会二日目の6月10日(日)を予定しておりますが、会場・内容等詳細につきましては、決定次第HPなどでご連絡させていただきます。


<<ドキュメンタリー映画上映>>

 『六ヶ所村ラプソディ』と『日本国憲法』の上映を予定しております。詳細は決定次第HPなどでご連絡させていただきます。


<<特別企画>> 9日の懇親会にて

朗読劇 『この子たちの夏1945・ヒロシマ ナガサキ』

演劇制作体・地人会(「被爆者の声をうけつぐ プロジェクト50」に参加)

(作品紹介)

「この静かな作品は、舞台構成のシンプルさとあいまって、初演当初(1985年)から大きな反響を呼びました。現在もなお、聞く人の心を揺さぶり続けています。広島と長崎への原爆投下という出来事が、海外ではヒロシマ・ナガサキとして平和運動象徴とされている一方、国内では逆に、被爆体験は単なる歴史上の一事件であるとみなし、不運な過去の記憶として忘れ去ろうという風潮があります。しかし、戦争による唯一の被爆体験を持つ私たちが、この記憶を礎(いしずえ)としなければ、あの出来事に一体何の意味があるでしょうか?あの出来事の中で浮かび上がってくるのは、被爆者の悲惨さだけではありません。母なるもの情愛の深さ、子供たちの未来と平和への願いと祈り――「生き抜く強さ」に代えてゆくべきとした思い、そういう気持ちで胸が満たされるのを、きっと感じることでしょう。」(地人会ホームページより)