2005年度秋季研究集会
統一テーマ「原爆投下60周年の意味を問い返す」
2005年11月12日(土)~13日(日)
会場:長崎大学文教キャンパス
開催校担当理事:舟越耿一
〒852-8521 長崎県長崎市文教町1-14 長崎大学教育学部国際文化講座
Email:funakoe(a)net.nagasaki-u.ac.jp
分科会についてはこちらをご覧ください。
11月12日(土)
午前の部 10:00~12:00
●部会1 分科会「平和教育」を中心に
司会 伊藤武彦(和光大学)
報告 江川まさみ(日本国際問題研究所)「協調的・非暴力コンフリクト・リゾルーション:平和教育のひとつとして」
報告 箱山冨美子(藤女子大)「コソヴォの平和教育―教育カリキュラム改革」
報告 杉田明宏(大東文化大学)「沖縄の平和ガイドの心理学的考察」
討論 竹内久顕(東京女子大学)
●部会2 分科会「グローバルヒバクシャ」を中心に
司会 田部知江子(弁護士)
報告 桐谷多恵子(法政大学大学院)「戦後広島・長崎の『復興』と被爆者の『原風景』」
討論 直野章子(九州大学)
報告 竹峰誠一郎(早稲田大学大学院)「塗りかえられるビキニ水爆被災像-放射性降下物の飛散に着目して」
討論 ロニー・アレキサンダー(神戸大学)
●自由論題部会1
司会 新崎盛暉(沖縄大学)
報告 福田忠弘(早稲田大学大学院)「ベトナムへのアメリカの介入と南ベトナムにおける革命運動―1954年~1961年を中心に―」
報告 鄭有景(鹿児島大学大学院)「韓国における米軍基地返還運動発生の背景について―釜山ハヤリア基地の返還運動を事例として―」
討論 徐勝(立命館大学)
●自由論題部会2
司会 交渉中
報告 大平剛(北九州市立大学)「ボスニア・ヘルツェゴヴィナの現在―医療と教育の現場から見る人々の暮らし―」
報告 下澤嶽(一橋大学大学院)「バングラデシュ、チッタゴン丘陵における紛争要因と平和解決への試み」
討論 大橋正明(恵泉女学園大学)
昼休み・分科会 12:00~13:30
午後の部 13:30~16:30
●シンポジウム 原爆投下と被爆体験
司会 石川捷治(九州大学)
報告 高橋眞司(長崎大学)「被爆体験の思想化をめぐって」
報告 木村朗(鹿児島大学)「原爆投下問題への共通認識を求めて―特に長崎の視点から」
報告 高橋博子(広島市立大学広島平和研究所)「原爆投下の人体実験的側面―軍事資料として扱われた被爆情報」
討論 岡本三夫(広島修道大学名誉教授)
総会 16:40~17:20
●特別講演 17:30~19:00
講演 アチン・ヴァナイク(インド、デリー大学)「南アジアにおける核兵器の衝撃」
懇親会 19:00~21:00(会場:教育学部生協食堂)
11月13日(日)
午前の部 10:00~12:00
●シンポジウム アジア太平洋戦争の記録と教訓
司会 舟越耿一(長崎大学)
報告 石原昌家(沖縄国際大学)「沖縄戦の教訓と沖縄の米軍基地問題の軌跡」
報告 内海愛子(恵泉女学園大学)「戦後補償から考える戦争責任」
討論 芝野由和(長崎総合科学大学)
昼休み ・分科会12:00~14:00
午後の部 14:00~17:00
●シンポジウム 紛争下の健康、人権、いのちを守る―イスラエル/パレスチナNGO の実践
司会 西岡由香(長崎市平和宣言起草委員)
報告 ジハード・マシャル(パレスチナ医療救援協会)
報告 マスキット・ベンデル(イスラエル、人権のための医師団)
報告 黒崎伸子(歯科医、アジアと結ぶ長崎の会)
討論 君島東彦(立命館大学)